こんにちは。雑穀専門家として活動しております雑穀クリエイター梶川愛です。

さて今日は精進料理の一種である普茶料理の料理紹介です♪

ずーっと伺いたかったちょっと敷居の高い普茶料理専門店に夜な夜なお仲間や先生方と予約を取って出かけて参りました。

それは想像以上に素晴らしいところでしゅちゅえーションにも驚かされました!!

そして見たこともないようなお品が記された手書きのメニュー。

漢字も余り日本では馴染みのないようなものばかり(/ω\)

それでも漢字文化の日本なので何となくは分かる・・・・レベル(笑)

待ちに待った一番初めのお料理は精進料理に欠かせない『 ごま豆腐 』でした。胡麻も雑穀の一種なので私のお料理教室でも作ります(*^▽^*)

今回、供されたのは【 トリコロールキヌア入りのごま豆腐 】雑穀を普段のお料理に加えて提供するという事は普段から私たちのレシピでは、ままある事なのでお料理自体にビックリすることはないのですが、その美しさと、古い食文化からの現在の雑穀の人気のコラボレーションが素晴らしく鳥肌が立ちました!!しかもトリコロールキヌア

トリコロールキヌアとは『 白キヌア・赤キヌア・黒キヌア 』の3色使われているキヌアのことです。

精進料理の花形では有るごま豆腐ですが、正直華やかさは有りません。

今回このお料理と出逢って、キヌアによってさらに格式ある、凛としたごま豆腐の世界が確立されている様に感じました。凄いぞ~!!キヌア・・・・そして、ごま豆腐( *´艸`)

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自分でも作るお料理なのに魅せ方や取り入れ方、器、場の緊張感・・・・そう言う事だけでもお料理の印象って変わります!!知っていたようでこの瞬間『ハッ』とさせられました。

力のある雑穀の使い方、したいなぁ~!!

とそこそこ高価な普茶料理を頂き感じた夜・・・めっちゃ楽しくめっちゃ勉強になる食事会でした☆☆☆

食に関わる人たちとの食事会は会話の中からもヒントが有るので本当に貴重な時間です。

それにしてもビックリするくらいお料理出てきたな~♪

 

※普茶料理とは精進料理の一種。
普茶料理(ふちゃりょうり)は、本宗の開祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理です。「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれた言葉です。
中国文化の香りがし日本の山野に生まれた自然の産物を調理し、すべての衆が佛恩に応え報いるための料理です。席に上下の隔たりなく一卓に四人が座して和気藹藹のうちに料理を残さず食するのが普茶の作法です。禅宗では「五観の偈(ごかんのげ)」という厳しい戒律もあることも忘れてはいけないことです。〈 本文HPより引用 〉