2016年10月7日(金)に第28回『雑穀塾』(日本雑穀協会主催)が開催され長野県伊那市の『野のもの』さんにお邪魔してきました。
今回のメインは栽培地が少なく、日本国内では幻の雑穀とも呼ばれる「シコクビエ」。東アフリカ原産の雑穀です。この地でシコクビエをはじめとした雑穀栽培に取り組み、道の駅で雑穀レストラン『野のもの』を営む、吉田洋介さんご指導のもと、収穫体験を実施いたしました。
・シコクビエ・高きびの収穫体験
・「野のもの」で南アルプスの雑穀をたっぷりと使ったランチ
・雑穀調整施設の見学
・もち粟の脱穀体験等・・・日帰りで盛りだくさんな内容です♪
まずは幻の雑穀『シコクビエ』の収穫体験。収穫前になると勝手に倒れてしまう『シコクビエ』は実った穂を手でひとつずつ取っては茶色く色づいたもののみを穂苅りして行きます。同じ様に倒れているものでも収穫にはまだ早い緑色の穂が有るので地道に収穫時期になったもののみをはさみでチョキチョキして行きます。
体験は楽しいけど、全部の収穫は本当に手間が掛かるので愛情なしにはできない地道な作業です。雑穀の圃場にお邪魔するとやっぱりそのひと粒ひと粒を丁寧に扱って美味しく食べたいと思う気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は商品にならない『穂発芽』(穂で発芽が始まってしまている状態です)も見受けられました。
【穂発芽の様子】種子から発芽しているのが良く分かります!!
その後、道中のあわ圃場、アマランサスの圃場、エゴマ畑を歩き、高きびの収穫体験もさせていただきました。
背が高いので切り取りは万歳の体制になり(笑)手先の血液が下がってきて手がだるくなってきます(笑)それぞれ同じ長さに刈り取り、束にして軽トラに運ぶのですがこれがまた重いのです~重労働(当たり前ですが・・・)綺麗に切り揃えられるまでは少しかかりそうです( *´艸`)
その後の様子は・・・体験⓶に続けます。
詳しい『シコクビエ』の内容は雑穀図鑑をご覧ください。